TOEICで高得点を取っていれば就活に有利みたいだけど、何点取ればいいんだろう?
日本で1番信頼の高い英語の試験と言えば、TOEICですよね!
大学受験で利用したという学生も、最近ますます増えているようです。
TOEICの点数は履歴書にも記載できるため、就活のために受験するケースも多々あります。
でも、TOEICは合否を判定する試験ではないので、何点を目指せばいいのか目標設定が難しいのではないでしょうか?
そこで目安にしたいのが平均点。
周りの大学生がどれくらいの点数を取っているのかわかれば、自分の実力を把握しやすいですよね。
今回は、TOEICの大学生平均に関する情報についてまとめてみました。
TOEICの大学生平均は500点台と推測される
早速ですが、大学生が参考になるTOEICの平均に関する情報を調べてきたのでご紹介しますね。
ETSは、カテゴリー別集計のデータを公表しています。
その中の一部を抜粋したものが次の画像です。
参考:2020 Report on Test Takers Worldwide: TOEIC Listening and Reading Test
過去の公表データも確認してみましたが、ここ数年の大学生の平均スコアはおよそ600点となっています。
ただし、これは日本だけでなく世界全体の大学生の平均です。
国別の平均も見てみると、残念ながら日本は世界の中で低い位置にランクインしていることがわかりますよね(参考データはこちら)。
これらのデータから、日本の大学生の平均は500点台であると推測されます。
600点以上なら平均より高いスコアを取れたと考えてよさそうだね!
人並み以上の点数を取りたいと思うなら、600点以上を目指すとよいでしょう。
もし就活に向けて受験するのであれば、この点数を目標に設定することをおすすめします。
履歴書に記載できるTOEIC点数は600点以上!
TOEICのスコアを就活のアピール材料にするなら、履歴書に書くことになりますよね。
TOEICは合否が出るわけじゃないから、何点でも書いていいのかな?
こんな疑問も思い浮かぶかもしれませんが、600点未満であれば履歴書に記入するのはやめておきましょう。
なぜなら、低いスコアを申告するとかえって就活に不利になる可能性が高いからです。
履歴書は、基本的に自分の強みを採用担当者に伝えるための書類です。
そこに平均に満たないTOEICスコアを記載しても、はっきり言ってアピール材料にはならないでしょう。
仮にTOEICを受験して600点未満のスコアだった場合は、その結果はなかったことにしてしまいましょう。
履歴書に保有資格を書かないのは、虚偽記載には当たらないのでセーフです。
(参考:履歴書の免許・資格の書き方は?資格なしの場合の書き方も解説| type転職エージェント)
私も自己研鑽としていろんな資格を取得してきましたが、就活や転職活動で履歴書に書く資格は募集要項に応じて選別していました。
もちろんTOEICスコアの申告を求める企業もありますが、そうでなければ履歴書の資格欄には他の資格か資格なしと書いておくのが無難ですよ。
就活に向けて受験するなら複数回受験するのがおすすめ
大学生でTOEICを受験する一番の理由は、就活で活用するためですよね。
就活に向けてTOEICスコアを取得するなら、私は複数回受験するのが望ましいと思っています。
その理由は以下の通りです。
- 何度も受験することで試験形式や会場の空気に慣れて、スコアが上がっていく傾向があるため
- 繰り返し受験した中で最高スコアのみを履歴書に記載すればいいため
- 受験料はリピート割引制度や賛助会員制度を利用すれば節約できるため
ほとんどのTOEIC受験者は、1回目の受験より2回目以降のスコアの方が高くなります。
私自身も、1回目の受験から半年後に受験した2回目の試験で、40点高いスコアを取得することができています。
履歴書には複数回受験した中から最も高いスコアのみを記載すればよいので、繰り返し受験しても損することはありません!
学生のうちはお金に余裕がないかもしれませんが、受験料はリピート割引制度や賛助会員制度を活用すれば節約することもできますよ。
未来への投資だと思って、納得のできるスコアを取得できるまで受験するといいのではないかなと私は思います!
まとめ
- 日本国内におけるTOEICの大学生平均は500点台と推測される
- 履歴書に記載できるTOEICスコアは600点以上
- 600点未満の場合は、履歴書の資格欄にはTOEICスコアを書かないのが無難
- 就活に向けて受験するなら、複数回受験するのがおすすめ
TOEICで高得点を取得すれば、もしかしたらあなたの人生が変わるかもしれませんよ!
TOEICスコアで英語力をアピールした上で、将来英語を活かした働き方のイメージを具体的に伝えることができれば、希望する企業に採用してもらえる可能性もグッと上がると思います。
たかが資格、されど資格と思って受けてみてはいかがでしょうか?
就活に向けて準備するなら、ぜひ大学生平均以上を目指して頑張ってくださいね!