明日はいよいよテスト本番!
うぅ、めちゃくちゃ緊張するなぁ…。
テスト前に、なんだかそわそわして落ち着かなかったり、うまく呼吸ができなくなったり…。
緊張したことがあるって人がほとんどではないでしょうか?
私は高校受験や大学受験、資格試験などさまざまな試験を受けてきましたが、その度に緊張して頭やお腹が痛くなったりしていました(笑)
でも、私はこれまで高校や大学に合格しましたし、資格も無事に取得してきています。
つまり、テスト前に緊張しても実力を発揮することはできるんですよ!
今回は、テスト前の緊張とどのように向き合えばよいのか、私の経験を踏まえてお話ししていきたいと思います♪
大切なのはテスト前に緊張しないようにすること…ではない!
テスト前にはなるべく緊張しないようにしなきゃ、と考えていませんか?
実は、緊張すること自体は決して悪いことではないですし、むしろ緊張しちゃいけないと考えすぎるのはおすすめしません。
なぜ緊張してもよいのかというと、こんなメリットがあるからなんです。
つまり、ほどよく緊張していた方がテストでは実力を発揮しやすいということなんですね!
スポーツの世界でも、オリンピックなどの試合後のインタビューで「緊張していた」と話す選手は多いですよね。
結果を出しているプロでも緊張するのですから、大事なイベントの前に緊張するのはある意味当然のことなんです。
テストで実力を発揮するためには、「緊張しないようにすること」ではなく、「緊張をうまく活かすこと」が大切なので、まずは緊張をポジティブに捉えるところから始めましょう。
テスト前の緊張と上手に向き合うための心構えとは?
緊張するのは悪いことじゃないっていうのはわかったんだけど、緊張とうまく向き合うにはどうしたらいいの?
これまで緊張しすぎてテストで失敗したことがあるなら、緊張とうまく向き合う方法なんて想像もつかないかもしれませんね。
でも、ちょっとした”心構え”を意識すれば、その緊張はあなたの強い味方になるはずです!
- 緊張してきたら「スイッチが入ったぞ!」と考える
- 頭痛や腹痛、吐き気などを感じたら「失敗してもこれで終わりじゃない」と言い聞かせる
- テスト中にパニックになったら「この問題は解けなくても大丈夫」と気持ちを切り替える
もう少し詳しくお話ししていきますね。
緊張してきたときに考えること
テストの前に緊張してきたなと感じたら、「テストに向けてスイッチが入ったんだな!」と前向きに捉えましょう。
先ほどもお伝えしたように、ほどよい緊張感は集中力を高め、パフォーマンスを向上させるメリットがあります。
テストが近づくにつれて緊張感が高まってきたら、いい点数が取りやすい状態になったと考えれば大丈夫ですよ♪
緊張してきたときに、「緊張をほぐさなきゃ」と考えると、余計に緊張して過度なプレッシャーとなることもありますので、とにかく前向きに捉えることを意識してみてくださいね。
頭痛や腹痛・吐き気などの対処法
もしもテスト前に頭痛や腹痛、吐き気を感じてしまったら、明らかに緊張しすぎている状態です!
いくら緊張がプラスに働くといっても、体調が悪くなってしまえば実力を発揮することは難しくなってしまいます。
こんなときは、「もしこのテストで失敗したとしても、人生が終わってしまうわけじゃないので大丈夫」と自分に言い聞かせましょう。
定期テストであれば、理解が不十分だったところを復習すれば済む話ですし、高校や大学の受験で失敗したとしてもこの先の人生は長いです。
実は私も現役の時は第一志望の京都大学に落ちてしまったのですが、今思い返してみると「100%の力を発揮して、何としてでも合格しなくちゃ!」と自分にプレッシャーをかけすぎていました。
そのせいか2日間の試験中はずっと頭が痛くて、軽くめまいすら感じていたんですよね…。
もう少し、「落ちたら来年受験するか、第二志望に行けばいいや」と気楽に臨んでいれば、結果は変わっていたかもしれません。
現実的にも、1年浪人して無事に合格していますしね(笑)
確かに今後の人生を左右する大事な試験もありますが、落ちたら人生が終わってしまうようなテストはこの世に存在しません!
失敗してもやり直すチャンスなんていくらでもありますから、緊張しすぎているなと感じたらリラックスできるような言葉を自分にかけてあげましょう。
テスト中のパニックを落ち着かせる方法
テストのときに、なぜか途中の計算で行き詰まったり、2つの選択肢のうちどちらが正解なのか迷ってしまったりして、パニックになってしまった経験はありませんか?
私もテスト前に勉強したから解けるはずなのに、答えをど忘れしてパニックになったことが何度もあります。
パニック状態で思考を巡らせても時間が過ぎるばかりで、すんなりと答えにたどり着くことはほぼありません。
テスト中に「なんか混乱してきたな」と感じたら、一度その問題を解くのは諦めて他の問題を解くことをおすすめします。
どんなテストでも、合格ラインが満点であることはめったにないので、わからない問題を捨ててしまうのは戦略としてはとても有効です。
パニック状態のままその問題を考え続けても得点に結びつけるのは難しいので、いさぎよく捨ててしまった方がより高い点数を獲得しやすくなりますよ。
他の問題を解くことができれば、心理的にも落ち着きを取り戻しやすいので、落ち着いてからわからなかった問題を再度解いてみると意外とあっさり解けた、なんてことも珍しくありません。
答えがわからなくてパニックになってしまった!というときは、すぐに他の問題を解くことを意識しましょう。
もちろん、テストで解けなかった問題は後日しっかりと復習してくださいね。
テストで実力を発揮しやすくなる!おすすめの対策5選
最後に、テストで実力を発揮するためのおすすめの対策を5つご紹介します!
全て私が実際にテスト前やテスト中にやってきたことで、ほどよい緊張感でテストに臨めると効果を実感しましたよ。
この中にいいなと思うものがあれば、ぜひ真似してみてください♪
テスト前日は早めに寝る
今まで耳にタコができるくらい聞いたことあるよ!と思うかもしれませんが、やはりテスト前日に早めに寝ることはすごく大切です。
緊張して、なんだかよく眠れないこともあるでしょう。
私も大事なテストの前には、なかなか寝付けないことがしょっちゅうありました。
通常は眠たくないのに布団に入ると、睡眠の質が下がるのでよくないと言われているのですが、テスト前日は眠気を感じなくても早めに部屋を暗くして横になるのがおすすめです。
横になっているだけでも体は休まりますし、部屋を暗くすることで脳が睡眠モードになって眠りやすくもなるんです。
眠たくないからと言って夜更かしをして、試験中に眠気を感じてしまうのは最悪です!
テスト前日だけは、翌朝起きる時間の6時間以上前に寝ることを心がけましょう。
片付けの合図があるまで教科書・参考書等を見る
テスト直前の過ごし方って、人によってさまざまではありませんか?
この時間帯に、緊張をほぐすために友達と話すという人も多いのですが、私は片付けの合図があるまでは教科書や参考書を見ておくことをおすすめします。
私も、試験開始の直前にチェックしていたことがたまたま試験で出題されたことは何度もありました。
逆に、緊張を紛らわすために友達と話したり音楽を聴いたりしたこともあったのですが、テストのことが気になるのでかえって落ち着かなかったんですよね…。
教科書や参考書をながめることで、「自分は集中モードになっている」と自信を持つこともできますので、片付けの合図があるまでは気になるところをチェックしておくとよいと思いますよ。
試験開始までの待ち時間は目をつぶって深呼吸する
問題用紙が配布されてから試験開始までの間って、微妙な待ち時間がありますよね。
この時間は静かな中で待つことしかできないので、最も緊張を感じやすいのではないかと思います。
私はこの時間を利用して、目をつぶって深呼吸をして心を落ち着かせるようにしています。
今流行りのマインドフルネスにも近いのですが、できるだけ長く息を吸ってはいて、自分の呼吸だけに意識を向けるようにしているんです。
そうすることで、心臓がバクバクしすぎることはなく、ほどよい緊張感を保つことができると実感しているんですよ。
周りに人がいるとちょっと恥ずかしいな…と思うかもしれませんが、ほとんど気にする人はいないので大丈夫です(笑)
日頃からちょっと練習しておけば、本番でも迷いなく実践できると思いますので、よかったらぜひ試してみてくださいね。
名前を丁寧に書く
解答用紙に名前を書くときは、できるだけ丁寧に書くことを心がけましょう。
実はこれも、心を落ち着かせる効果があると私は思っています。
焦っているときって、文字も殴り書きになったりして汚くなりがちですよね。
文字の乱れは心の乱れ、ということで、そのような文字を書いていると余計にパニックになりやすくなってしまいます。
名前は、試験が始まってから最初に書く文字であることがほとんどだと思います。
その文字を丁寧に書けば、落ち着いて試験に臨めているんだと実感しやすくなるはずですよ。
もちろん、人よりキレイに書かなくてはと思う必要はありません。
自分の中で1番キレイな文字を書くことを意識すれば十分ですので、まずは名前を丁寧に書くことを頭に入れておいてくださいね。
試験終了10分前にケアレスミスがないかチェックする
集中して問題を解けたからバッチリだな!
…って、あれ?解答欄がズレてる!!
こんな話も、よく耳にしますよね!
私の同級生でも、何人か入試本番でこのミスをやらかしてしまっていました。
このミスは見つけた瞬間にパニックになっちゃいますし、試験終了直前だったら絶望感でいっぱいになると思います。
これを防ぐためには、試験終了10分前にケアレスミスがないか確認するクセをつけておくことをおすすめします。
10分あれば、解答欄がズレていても修正が間に合う可能性もありますし、一瞬パニックになってもあわてずに対応できるはずです。
どんなに気を付けていてもミスをするときはするので、あらかじめミスをしてしまったときの対策をしておけば安心というわけですね。
特に、自分は緊張しいだと自覚している人ほどケアレスミス対策は重要と言えますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います♪
まとめ
- テスト前に緊張することは、集中力を高めパフォーマンスを向上する効果もあるので、決して悪いことではない
- テスト前の緊張と上手に向き合うには、ちょっとした"心構え"が肝心
- テストで実力を発揮するには、5つの対策がおすすめ
これでテストで緊張しても大丈夫、とちょっとは安心していただけたでしょうか?
少しでもお役に立つ情報があれば嬉しいです♪
次回のテストでは、実力を十分に発揮できるように頑張ってくださいね!!