勉強を長時間効率よくやり続けるには?集中力を持続するコツを伝授!

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何となくいつもダラダラと勉強してしまって、時間がもったいない気がするなぁ…。

こんな風に思ったことはありませんか?
特に定期テストや模試の直前は、できるだけ有効に時間を使いたいですよね。

もっと効率よく勉強したいと感じているなら、一緒に時間の使い方を見直してみましょう!
ちょっとしたポイントを押さえれば、集中力が切れることなく勉強をやり続けることができますよ。

自習におすすめのタイムスケジュールもご紹介するので、試験対策に活かしていただければと思います♪

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長時間の勉強は効率が悪いって本当!?

結論からお伝えしますが、何時間もぶっ通しで勉強するのは効率が悪いというのは事実です。
人間の集中力の持続時間には、限界があることが実験的にも証明されているんです。

【東京大学 池谷教授×㈱ベネッセコーポレーションの実験概要】

  • 学力が同程度になるように中学生を3つのグループに分け、①60分 / ②45分 / ③15分×3+7.5分休憩×2 で英単語を勉強させた
  • 事後テストにより定着度を調べたところ、③のグループが①のグループを上回る結果となった
  • 脳波の解析により、集中力に関与するγ波は40分経過後に急激に低下するものの、③のグループでは休憩を挟むことでγ波が回復していることが判明
  • したがって、長時間続けて勉強するより、こまめに休憩をとる方が効率的

参照:株式会社ベネッセホールディングス プレスリリース

この実験結果を見れば、短時間で休憩を挟みながら勉強した方が効率がいいことは明らかですね。

ただし、私は15分という数字を鵜呑みにすべきではないと思っています。

気をつけなければならないのは、この実験では学力の定着度を英単語の暗記テストで検証しているという点です。

現実的には、試験対策として思考力を鍛えるための問題演習は欠かせません。
難易度が高くなればなるほど、問題の解き方を理解するのに15分では足りないことが多くなるはずです。

集中力の持続時間には個人差もあるため、30〜60分に1回のペースで適宜休憩をとることをおすすめします。
自分の集中力の限界は自分で確かめるしかないので、色々と試してみて休憩をとるべきタイミングを見つけましょう。

勉強の効率をアップするための休憩のとり方

ちょっと一息つくだけのつもりで休んでたのに、気づいたら30分以上たってた…(泣)

これ、あなたにもきっと心当たりがありますよね!
私も休みの日に2時間くらい昼寝してしまったことが…というか、今でもたまにやらかしてます(笑)

個人的に、1時間集中して勉強するより、短時間の休憩後に勉強を再開することの方がハードルが高いと感じています。

勉強に集中するコツは、実は休憩を上手にとるように意識することなんです。
前述のような失敗をしないために、次の方法を試してみてください。

  • 休憩中の過ごし方をあらかじめ決めておき、それ以外のことはしない
  • 休憩時間を決めてタイマーをセットする(5〜15分程度)
  • タイマーをセットしたら、できるだけ勉強机から離れたところに移動する
  • 休憩中は、音楽を聴いたりストレッチしたりして、頭と体をリラックスさせる
  • 空腹を感じるときは、チョコレートやクッキーなど軽めのおやつを食べる
  • タイマーが鳴ったら、すぐに勉強机に戻る

特に、タイマーをセットすることはダラダラと休憩するのを防ぐ効果がとても高いです!
私も高校生の頃から、テスト前など特に集中して勉強したいときにはタイマーを使って休憩時間を管理していました。

今はスマホにもタイマー機能があって便利ですよね。
スマホを持っていなければ、100均でも手に入ります。

他にも、勉強机から離れたところで休憩すればスイッチをオン・オフしやすくなりますし、音楽やストレッチなど、休憩中にやることを決めておくのも有効です。

空腹を感じているときは軽食をとってもよいのですが、満腹の状態だと食べ物を消化するために副交感神経が優位になってしまって、集中力が低下してしまいます。
チョコレートやクッキーなど、一口で食べられるおやつなら程よい糖分補給になるのでおすすめですよ。

平日・休日の自習におすすめのタイムスケジュール

最後に、自習におすすめのタイムスケジュールをご紹介します!

私は高校時代、平日5時間・休日8〜12時間勉強していましたが、自習の習慣が身についていない場合いきなり真似するのは難しいかもしれません。

まずは平日2時間・休日5時間の自習を目指しましょう。
それから徐々に勉強時間を伸ばしていけば、自然と集中力の持続時間も伸びるはずですよ。

科目ごとの勉強時間のバランスは、1週間の中で調整すればOKです。
また、部活動や習い事であまり時間を確保できない日もあるでしょうから、必ずしもこの通りに勉強しなくてはならないということはありません。

大切なのは、自分で勉強する時間や休憩のタイミングを考えながら計画を立てて実行することです。
こちらの例を参考にして、効率よく勉強するためのスケジュールを考えてみてくださいね♪

まとめ

  • 実験で証明されている通り、長時間の勉強は効率が悪い
  • 集中力の持続時間は個人差があるが、30〜60分に1回のペースで休憩をとるのがおすすめ
  • 休憩を上手にとるには、タイマーで休憩時間を管理するのが効果的
  • 平日・休日の自習を集中してできるようになるおすすめスケジュールをご紹介

同じ勉強時間でも、時間の使い方次第で身につく知識量や思考力には差が出てきます。
学生でいられる時間は本当に限られたものなので、貴重な時間を有効に活用していただきたいと私は思っています。

ご紹介したポイントを意識して、効率よく勉強できるように頑張ってくださいね♪

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